カテゴリー別アーカイブ: バイオテロリズム

ビル・ゲイツ、生物学的脅威に警鐘

ビル・ゲイツは、ミュンヘン安全保障会議で、生物学的脅威に警鐘を鳴らした。「人為的、あるいは自然発生的であるかは定かではないが、私たちが生きているうちに致死的なパンデミックが起きるであろう」と発言していた。ビル・ゲイツは、戦争の準備をするのと同じように感染症の準備をすることを提案している。

When Nature is a Terrorist

Washington Post Thursday, February 23, 2017

https://www.washingtonpost.com/opinions/when-nature-is-a-terrorist/2017/02/23/57bed82e-f942-11e6-bf01-d47f8cf9b643_story.html?utm_term=.27d81cb7fdb4

Bill Gates Warns of Epidemic That Could Kill Over 30 Million People

Forbes Saturday, February 19, 2017

https://www.forbes.com/sites/brucelee/2017/02/19/bill-gates-warns-of-epidemic-that-will-kill-over-30-million-people/#7fcb75a5282f

Bill Gates: Bioterrorism Could Kill More Than Nuclear War – but No One Is Ready to Deal with It

Washington Post Saturday, February 18, 2017

https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2017/02/18/bill-gates-bioterrorism-could-kill-more-than-nuclear-war-but-no-one-is-ready-to-deal-with-it/?utm_term=.32939cffa13d&wpisrc=nl_evening&wpmm=1

米・GAO、バイオ法医学の能力についての報告書を発表

米・政府説明責任局(GAO)は、バイオ法医学(bioforensics)の能力についての報告書を発表した。バイオ法医学は、生物剤を用いたテロや犯罪の捜査を進めるうえで重要となる。報告書は、米国におけるバイオ法医学の能力の現状と目標のあいだのギャップを正確に分析する必要があると結論づけている。

Bioforensics: DHS Needs to Conduct a Formal Capability Gap Analysis to Better Identify and Address Gaps

U.S. Government Accountability Office Friday, February 10, 2017

http://www.gao.gov/products/GAO-17-177

ロシア、NBC事態を想定した訓練を実施

2016年10月、ロシアが、核、生物、化学(NBC)事態を想定した訓練を実施したと「CBRNe Portal」が伝えている。訓練には、ロシアの主要都市に住んでいる4,000万人の市民、20万人の救急救命の専門家、5万台の救急車両が参加した。訓練の目的は、自然あるいは人為的な災害への事前準備の状況を確認することにある。

All Russia Prepares for NBC Incident

CBRNe Portal Monday, February 6, 2017

http://www.cbrneportal.com/all-russia-prepares-for-nbc-incident/

米・IAB、バイオテロ事前準備および対応の方針書を発表

米・関係機関委員会(IAB)は、バイオテロに対応する能力を向上するための方針書(position paper)を発表した。方針書では、検知器および分析の基準の設置、サンプルの収集および取り扱いの標準手順の適用、訓練の基準の設置、運用能力という概念の適用が、バイオテロに対応する能力の重要な要素として位置付けられている。

Position Paper: Bioterrorism Preparedness & Response a Proposed Model for Bioterrorism Response: Initial Operations and Characterization

The Interagency Board, January 2017

file:///C:/Users/SHUJIA~1/AppData/Local/Temp/IAB%20Bioterrorism%20Preparedness%20and%20Response_A%20Proposed%20Model%20for%20BT%20Respo….pdf

旧ソビエトの生物兵器プログラムの科学者が行方不明

旧ソビエトの生物兵器プログラムに関与していた科学者が行方不明となっており、インターポールが指名手配している、と英国のmail onlineが報じている。

Ilya Drozdov氏は、生物兵器プログラムが行われていたベクター研究所長を5年間務めていた。

Biological weapon terror fears after Russian scientist in charge of producing Ebola and smallpox for the Kremlin disappears

  • Professor Ilya Drozdov, 63, has knowledge of Moscow’s bio-warfare secrets
  • He has been put on Interpol’s wanted list after vanishing without a trace
  • For five years he was head of research centre Vector, in Koltsovo, Siberia
  • Vector holds one of only two sources of smallpox in the world 

Read more: http://www.dailymail.co.uk/news/article-4140268/Russian-scientist-Ilya-Drozdov-disappears.html#ixzz4WjOJ9Xib

 

米・HHS、2016年版のPHEMCE戦略および実行計画を公開

米・保健福祉省(HHS)は、2016年版の公衆衛生緊急事態対抗医薬品調達事業(PHEMCE:The Public Health Emergency Medical Countermeasures Enterprise)戦略および実行計画を公開した。PHEMCE戦略および実行計画は、CBRN(化学、生物、核・放射性物質)テロやパンデミックインフルエンザなどの公衆衛生上の緊急事態に備えるための対抗医薬品調達事業の進捗状況と今後の課題を明らかにするために毎年、作成されている。2016年版には、短期(2017-18年度)、中期(2019-20年度)、長期(2021年度-)という期間で、取り組むべき優先事項が示されている。

 2016 PHEMCE Strategy and Implementation Plan

Public Health Emergency Tuesday, January 3, 2017

https://www.phe.gov/Preparedness/mcm/phemce/Pages/strategy.aspx

保健医療科学特集CBRN(化学剤,生物剤,核・放射性物質)テロに対する公衆衛生対策の進展

国立保健医療科学院の発行する雑誌「保健医療科学」にて「CBRNテロに対する公衆衛生対策の進展」を含む最新刊が発行された。全文がフリーでpdfダウンロードが可能である。

生物テロ対応についても、炭疽菌対応、サーベイランスについて言及がある。

『保健医療科学』  第65巻 第6号 (2016年12月)
特集:CBRN(化学剤,生物剤,核・放射性物質)テロに対する公衆衛生対策の進展
http://www.niph.go.jp/journal/data/65-6/j65-6.html

巻頭言 CBRN(化学剤,生物剤,核・放射性物質)テロに対する公衆衛生対策の進展
齋藤智也
CBRNテロ対策の動向〈解説〉
田村圭
マスギャザリングにおける感染症強化サーベイランス:伊勢志摩サミットの経験と今後〈総説〉
神谷元,蜂巣友嗣,藤谷好弘,松井珠乃,大石和徳
炭疽菌による生物テロへの公衆衛生対応〈総説〉
齋藤智也,石金正裕,大曲貴夫,小林彩香,松井珠乃,奥谷晶子,森川茂
伊勢志摩サミット2016における化学テロ対策の経験と今後の課題〈解説〉
水谷太郎,黒木由美子,?田薫,三瀬雅史,郡山一明,井上貴昭
放射性物質テロへの公衆衛生対応〈総説〉
山口一郎
地方自治体の危機管理─市民を護るために─〈解説〉
郡山一明

米・バイオディフェンス科学技術力レビュー

米国科学技術会議(National Science and Technology Council)のバイオディフェンス研究開発小委員会(Biological Defense Research and Development Subcommittee)は、バイオディフェンス科学技術力レビュー(Homeland Biodefense Science and Technology Capability Review)と題する報告書を発表した。報告書には、「脅威認識」、「防止および防護」、「サーベイランスと検知」、「対応と回復」という4つの分野において、優先的に取り組むべき課題が示されている。

Homeland Biodefense Science and Technology Capability Review
National Science and Technology Council Monday, December 19, 2016

biodefense-review

米・ブルー・リボン検討会、バイオディフェンスについての報告書を公開

米・バイオディフェンスについてのブルー・リボン検討会(Blue Ribbon Study Panel on Biodefense)は、2015年、87の行動アイテム(Recommendation Action Item)を示す報告書を公表した(関連記事は、こちら)。87の行動アイテムは、短期(1年以内)、中期(1-3年)、長期(3-5年)の3つに分類されている。

87のうち46が、短期の行動アイテムである。今回、ブルー・リボン検討会は、その短期の行動アイテムの達成状況についての報告書を公開した。報告書によると、46の短期の行動アイテムうち、進捗があったのは17、達成されたのは2となっている。

Tom Ridge and Joseph Lieberman: How Donald Trump Can Protect America from Bioterrorism

TIME Tuesday, December 13, 2016

http://time.com/4598145/donald-trump-biological-terrorism/

Biodefense Indicators: One Year Later, Events Outpacing Federal Efforts to Defend the Nation

Blue Ribbon Study Panel, December 2016

http://www.biodefensestudy.org/LiteratureRetrieve.aspx?ID=144256

米・バイオウォッチワークショップ会議記録、公開

米国では、空気中に散布された生物剤を検知するためのバイオウォッチプログラムが運用されている。しかし、現在のプログラムでは、検知までに12時間から36時間もの時間がかかるため、新たなシステムの構築が必要とされている。そのような議論を行う場として、2016年7月、「Enhanced BioWatch Capabilities Through Technology and Collaboration: A Workshop」と題するワークショップが開催された。

ワークショップでは、現在あるいは将来の技術的な進歩が、次世代のバイオウォッチプログラムの開発に与える影響についての議論が行われた。また、公衆衛生機関との協力による検知システムの強化の可能性についても検討された。現在、このワークショップの会議記録が、ウェブ上で公開されている。

Enhancing BioWatch Capabilities Through Technology and Collaboration: Proceedings of a Workshop

The National Academies of Sciences-Engineering-Medicine Monday, December 5, 2016

http://nationalacademies.org/hmd/Reports/2016/enhancing-biowatch-capabilities-through-technology-and-collaboration-proceedings.aspx?utm_source=HMD+Email+List&utm_campaign=ad56901a06-BioWatch-PW-12%2F5&utm_medium=email&utm_term=0_211686812e-ad56901a06-180509577&mc_cid=ad56901a06&mc_eid=f31f577aa7