カテゴリー別アーカイブ: エボラウイルス病

「ウイルス性出血熱への行政対応の手引き」

厚生労働省健康局結核感染症課は、感染症法上の一類感染症に含まれるウイルス性出血熱の患者に対する行政検査、患者搬送、入院措置や積極的疫学調査等の対応を迅速に行うための「ウイルス性出血熱への行政対応の手引き」を取りまとめた。

併せて、本手引きを作成するために開催された「一類感染症に関する検討会」の中で、手引きに盛り込まれなかったが、確認すべき項目や更なる検討を要する事項について総括し、報告書を取りまとめている。

なお、当研究班代表の齋藤が本検討会の委員として参画している。

平成28年6月29日厚生労働省健康局結核感染症課事務連絡
「ウイルス性出血熱への行政対応の手引きの周知について」http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20160629_01.pdf

シエラレオネ、新たなエボラ出血熱の感染者

シエラレオネで、新たにエボラ出血熱の感染者が確認された。今月14日に西アフリカ地域でのエボラ終息宣言が出されてから2例目の感染である。今回、感染が確認された患者は、終息宣言のあとの1例目の患者の親族である。

Sierra Leone Confirms New Ebola Case, Second in Less Than a Week
Reuters Wednesday, January 20, 2016
http://www.reuters.com/article/us-health-ebola-leone-idUSKCN0UY2QM

 

 

リベリアで新たに3名のエボラ感染者

9月3日に「エボラからの解放(Ebola Free)」が宣言されたリベリアで、再び3名のエボラウイルス感染が確認された。11月19日、15歳の少年の感染が確認され、翌日、その父親と8歳の弟の感染が確認された。ウイルスの感染経路は明らかになっておらず、エボラ出血熱から生き残った患者の体内にウイルスが残っていた可能性が指摘されている。

Health Authorities: 3 New Ebola Cases in Liberia
The New York Times Friday, November 20, 2015
http://www.nytimes.com/aponline/2015/11/20/world/africa/ap-af-ebola-west-africa.html?

Ebola Cases in 3 Family Members Confirmed in Liberia
The New York Times Friday, November 20, 2015
http://www.nytimes.com/2015/11/21/world/africa/ebola-case-in-10-year-old-confirmed-in-liberia.html?_r=0

エボラ、性行為による感染の疑い

New England Journal of Medicineに、性行為によるエボラ感染の疑い例についての記事が掲載されている。記事によると、リビアに住む女性が、数ヶ月前にエボラ病から回復した男性から感染した疑いがあるという。女性の血液サンプルと男性の精液サンプルのエボラウイルスの遺伝子が一致したという解析結果が示されている。

 
Molecular Evidence of Sexual Transmission of Ebola Virus
The New England Journal of Medicine Wednesday, October 14, 2015
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1509773

ギニア、新たに2名のエボラ感染

先日ブログのなかで、エボラによる被害がもっとも大きかった3ヶ国(リビア、シエラレオネ、ギニア)で、新たな感染者が1週間発生していないという記事を紹介した。しかし、その1週間後、ギニアで2名の新たな感染者が確認された。
リビアでは、9月にウイルスの脅威からの解放が宣言されてから、新たな感染者は出ていない。シエラレオネでも、3週間以上、新たな感染者が報告されていない。

Two new Ebola cases found in Guinea, dashing hopes
Reuters Friday, October 16, 2015
http://www.reuters.com/article/2015/10/16/us-health-ebola-who-idUSKCN0SA0ZQ20151016

ZMapp、ヨーロッパでオーファンドラック指定

エボラの抗ウイルス薬「ZMapp」が、ヨーロッパで、オーファンドラック(希少疾病医薬品)の指定を受けた。ZMappは、すでに米・食品医薬品局(FDA)からオーファンドアラックの指定を受けており、ファストトラック(優先承認審査制度)の対象にもなっている。

Ebola Drug ZMapp Gets Orphan Status in Europe
MedCityNews Thursday, October 15, 2015
http://medcitynews.com/2015/10/ebola-drug-zmapp-gets-orphan-status-in-europe/

エボラ、1週間、流行地域で新たな感染者なし

エボラの被害がもっとも大きかったリビア、シエラレオネ、ギニアの3カ国で、新たな感染者が1週間発生していないという状況が報告された。それは、2014年3月のアウトブレイク以来、はじめてである。
世界保健機関(WHO)は、未だ警戒を続けているが、リビアに続いて、数ヶ月後には、シエラレオネとギニアでも収束が宣言されることになるとみられている。

Can the Global Public Health System Learn from its Ebola Mistakes?
Foreign Policy Thursday, October 8, 2015
http://foreignpolicy.com/2015/10/08/global-public-health-system-learn-from-ebola-mistakes-who/?utm_content=buffer53917&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

Outbreak Region Passes Full Week with No New Ebola Cases
CIDRAP Wednesday, October 7, 2015
http://www.cidrap.umn.edu/news-perspective/2015/10/outbreak-region-passes-full-week-no-new-ebola-cases