2016年11月、生物兵器禁止条約(BWC)の第8回運用検討会議が、ジュネーブで開催される。それに先立ち、サセックス大学のウェブサイトに、BWCの第10条についての議論を深めるための論文が掲載されている。
BWCの第10条は、「疾病の予防その他の平和目的に資するため、細菌学(生物学)に係る科学的知見の拡大及び応用に貢献することに協力する」と規定している。国際協力・支援の促進は、これまでの運用検討会議においても主要なテーマの1つとなってきた。
論文では、情報共有の効率化や履行支援ユニット(ISU)の機能拡大など、第10条のもとで国際協力・支援を促進するための具体的な方策が示されている。
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University of Sussex Thursday, August 4, 2016