以前ブログで紹介した全米アカデミーズの委員会(Committee on Strategies for Identifying and Addressing Biodefence Vulnerabilities Posed by Synthetic Biology)は、合成生物学が提示するバイオディフェンスの潜在的な脆弱性を特定するためのフレームワークを構築するための作業を行っての作業の成果をまとめた中間レポートが、公開された。
中間レポートに示されているフレームワークは、12の合成生物学の技術やアプリケーションを行、「悪意ある使用のための能力にアクセスするための要因」および「それを軽減するための能力にアクセスするための要因」を列にとって、合成生物学が提示する脆弱性を評価するというものである。
最終レポートでは、そのフレームワークを使って、実際の評価が行われる予定である。
A Proposed Framework for Identifying Potential Biodefense Vulnerabilities Posed by Synthetic Biology: Interim Report
The National Academies Press Friday, August 18, 2017